3階フロアは12㎡から111㎡の9つの小さな部屋に分かれており、合計462㎡あります。
世界的に活躍されている建築家・磯崎新氏の建築に関する模型や資料などを、随時展示替えを行いながら常設展示しています。
現在開催中の企画展
磯崎新のデザイン術
磯崎は、自らの建築思想を表現するため、さまざまな手法を用い建物をデザインし、その手法を概念化しています。たとえば、このアートプラザ(旧大分県立大分図書館)の外壁から突き出す梁の断面に表される切断の手法です。梁の断面に切断という意味をもたせたデザインを施し、建物の延長、展開、成長の意図を示しています。このように、磯崎は各建築物に自身の考え方を込め、それをあらわすデザイン手法を用います。その手法のなかには、円筒形、半円筒形、モンロー・カーヴ、立方体といった明快な形状が頻繁に登場します。本展では、それらの形状を建築模型や磯崎がデザインした家具を通して紹介します。
「磯崎新のデザイン術」開催概要
会期:2023年9月30日~2026年3月31日(最長)
観覧時間:午前9時~午後6時
休館日:年末年始(12月28日~1月3日)のみ
観覧料:無料
会場:アートプラザ2階60’sホール・3階磯崎新建築展示室
展示リスト:アートプラザ常設展「磯崎新のデザイン術」「ダダ・リバイバル」作品リスト
作品画像:《九ツ間取りの住宅》完成模型 1991年