“architecture とは何か?” これは故・磯崎新氏が2019 年のプリツカー賞受賞時のスピーチの中で話した一言です。 architecture とは何か? 一昔前はarchitecture as t he A rt(芸術としての建築)で大体説明できたものが、 時代と共に意味が変わり続け、architecture は私たちの社会全体を貫くような存在になってきた。 と磯崎氏は語っています。氏にとってとても重要なこの問いを今一度問われたとしたら、あなたは何と答えますか? 当企画展はARTPLAZA 開館25 周年記念「think of A rata Isozaki」のイベントに際し、建築家・青木淳講演会、大分県立大分図書館時代の思い出展示(市民公募)、磯崎建築バスツアーと平行して開催されます。皆さんの自由な返答をここに募集し、氏の設計した建築、アートプラザ(旧・大分県立大分図書館)に展示することで、現在における“architecture” の輪郭を浮かび上がらせようという狙いです。 氏への哀悼の意も込めて、たくさんのご応募をお待ちしています。